心筋梗塞の再発を予防する食事RAP食(真島消化器クリニック推奨)

心筋梗塞はこうして起きる

心筋梗塞が起こるまでのイメージ

心筋梗塞に起り方についての考え方の変化があります。以前は動脈硬化が進むと冠動脈(心臓に栄養を送る血管)の壁にコレステロールが溜まり~中略~しかし今では、心筋梗塞の主として、プラークの破綻、破裂によって起るものと考えられています。冠動脈があまり狭くなっていなくても、何らかの原因でプラークが不安定化すれば破綻をきたしそこに血栓が付着し一気に詰まってしまい心筋梗塞を起こします。

心筋梗塞の再発予防に年に1度はマルチスキャンCT等の検査を受けたほうがよいかより

1.血管内にプラーク(油や脂のカス)がたまっているイメージ図

血管内にプラーク(油や脂のカス)がたまり血液の流れが良くない。

2.血管内のプラークに何らかの原因でキズがついたイメージ図

キズができると生体反応としてキズをふさぐ力が発揮される3.血管内のプラークのキズであってもキズを治しはじめるイメージ図

4.たまっていたプラークのキズを治すことはできたが血管が詰まってしまったイメージ図

心筋梗塞はこうして起きる

プラークがたまらなければ、心筋梗塞も起こらないし心筋梗塞の再発も起こらない

心筋梗塞に起り方についての考え方の変化があります。以前は動脈硬化が進むと冠動脈(心臓に栄養を送る血管)の壁にコレステロールが溜まり(いわゆる粥状硬化病変、プラークとも呼びます)…以下略

心筋梗塞の再発予防に年に1度はマルチスキャンCT等の検査を受けたほうがよいかより

血管内にプラークをためないことは動脈硬化の防止にもなります。

心筋梗塞を起こさない心筋梗塞が再発しない食事(RAP食)について

心筋梗塞が再発しない食事(RAP食)を実践することで、プラークが減っていくイメージ図について

1.心筋梗塞を起こす直前の血管内のプラークの様子

  • 血液の流れを表している図の真ん中の赤色の→の変化に注目してください。

プラークがかなりたまり血流が悪くなっている

2.心筋梗塞が再発しない食事(RAP食)を実践して6ヶ月の血管内のプラークの様子

  • 心筋梗塞を起こす直前の血管内のプラークの様子よりプラークが減っています。
  • プラークが減ったことにより、血液の流れが良くなっています。
  • 血液の流れを表している図の真ん中の赤色の→が少し太くなっています。

3.心筋梗塞が再発しない食事(RAP食)を実践して1年6ヶ月の血管内のプラークの様子

  • 血液の流れを表している図の真ん中の赤色の→がかなり太くなっています。
  • プラークがさらに減ったことにより、血液の流れがかなり良くなっています。
  • 私の体験をもとに作成したイメージ図ですが、最近は4階位までの階段であればほとんど息切れしなくなりました。
  • 心筋梗塞が再発しない食事(RAP食)を実践し続けた効果だと思います。

心筋梗塞が再発しない食事(RAP食)の3つのポイントとは

  1. プラークの元となる油や脂を使った揚げ物や油炒めなどの料理はできる限り食べないことです。
  2. プラークがたまることに大きく影響するスイーツやお菓子類を食べないことです。
  3. プラークがたまることに最も大きく影響するお酒はやめることです。

1~3のポイントについて行動に移し続けることができれば、確実にプラークは減ります。

プラークが減ることにより心筋梗塞は再発しにくくなりますし、脳梗塞や認知症にもなりにくくなります。

脳梗塞や認知症の診断に使われるMRIの画像

まとめ-心筋梗塞の再発予防のために

ステントを留置した場合でも、依然として動脈が再狭窄する場合があります

ステント留置術より

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