急性心筋梗塞になる前兆の症状と原因・予防法その2
急性心筋梗塞になる前兆の症状と原因・予防法その2
2015年8月31日 体験したことがない胸痛は心筋梗塞を疑え!
胸の違和感はありましたが、夕食後刺すような痛みはなくなりましたので眠りにつくことができました。
ほっとした感じと言い知れぬ不安の半々な感じではありましたが。
夜中の3時にまた胸の痛みがやってきて目が覚めました。この時は痛み止めの薬は夜に飲んだのでモーラステープ(痛みや炎症に対して病院でよく処方されることが多い外用の湿布薬)を胸の痛む所に張ってみました。
これがなぜか劇的に効きました、胸の痛みがすーっと楽になりました。再度、眠りにつくことができました。
朝に目が覚めると、痛みはないものの胸の違和感というか軽い痛みが続いています。
軽い朝食を食べ、また痛み止めを服用しいつものように仕事へと出かけました。
痛み止めの効果で、胸の違和感のみで午前中が経過し食欲はありませんでしたが、昼食も普通に食べたと記憶しています。そして、痛み止めを服用しました。
デスクワークを区切り、頼まれていた物品を探しに物置スペースへ行きました。
その物品のある場所はわかったものの大きな段ボール箱が邪魔をしていてすぐに取り出すことができません。
大きな段ボール箱を自分でどかそうかどうか迷いましたが、自分でどかすことにしました。
2箱の段ボール箱をどかした瞬間に、昨日とは違う強烈な痛みが左腕の付け根あたりにやってきました。
しかし、その痛みはどこかにぶつけた痛みではなく放散痛でした。
どかした段ボール箱の始末は別の人に頼み、飲んでからそんなに時間は経ってませんがすぐに痛み止めを服用しました。
しかし、この時の痛み止めはほんの少ししか効きませんでした。
痛みに耐えながら、どうしてもでなければならない短時間の会議に出席してからかかりつけの医者と車を走らせました。
昨日より痛みの程度は強いものの痛みの場所が左腕の付け根あたりでしたのでパニック状態になることはありませんでした。
痛みの場所が違うだけで精神的なものも違ってくるから不思議です。
しかし、なぜかわかりませんが、頭の片隅では心筋梗塞の可能性もゼロじゃないと思ってました。
かかりつけ医は心臓の専門医ではありませんでしたので、様子を観て良いとおもうが念のため心電図の検査をすると言われました。
心電図の検査はすぐに終わりましたが、すぐに再び呼ばれる診察になかなか呼ばれません。
この時点で左腕の付け根あたりの痛みはよくなってきていたので、何かまずい検査結果なのだろうかという不安を感じる余裕が少しありました。
そして、医師から告げられた内容は、心臓の検査ができる大きな病院に今日中にかかってくださいとのことでした。
私は父が脳梗塞でかかったことのある公立病院へ行くこととしました。
看護師としての考察
体験したことがない胸痛を体験して、それが2日間に渡っているのですぐに受診をするべきでした。
心筋梗塞によっては、痛みを覚えない場合もありますし、軽い症状でおさまる場合もあるそうですが、自ら感じる症状の強さと病気の重症度は必ずしも一致しないことがあるそうなので、異常症状があり繰り返していたので、その強弱に関わらず早期に専門病院への相談・受診をするべきでした。
心筋梗塞では亡くなられる方の半数以上が、発症から1時間以内に集中しているそうです。
心室細動と呼ばれる不整脈のために病院に到着する前に亡くなる場合が多いそうです。
心室細動は直ちに電気的除細動(AED)で正常のリズムに戻してやらないと、そのまま死んでしまう最も危険な不整脈です。
私の場合、2日間に渡りその危険にさらされていたわけです。
つづく。