心筋梗塞の再発予防は動脈硬化の状態を目で見ることから
目次
真島消化器クリニックの真島先生の血管エコー検査を受けることで、動脈硬化の状態を目で見ることができます。
平均寿命は男女を問わず・・T-max=10.2~10.5とお考え下さい。
T-maxとは、総合動脈硬化指数(総合プラーク指数)のことをいいます。
真島消化器クリニックの真島先生は、T-maxの数値が高いほど、血管内が脂(プラーク)で汚れている(狭くなっている)状態であると言ってみえます。
では、T-max(総合動脈硬化指数)とはなんなのでしょうか?
真島先生が診察時に行われる全身8カ所の血管エコーより導きだされたものです。
全身8カ所の血管エコー検査にて全身の血管の“よごれ状態”が把握できます。
血管エコー検査により、動脈硬化の程度を目で確認できるのです。全身の動脈硬化の状態がわかるのです。
全身の動脈硬化の状態が目で見てわかるのですから、心筋梗塞の再発予防について取り組みやすくなります。
詳細は、図1 全身8カ所の血管エコーを参照してください。
身体8カ所の動脈(血管)の内側に溜まった“脂汚れの厚み”を計測より
図1よりT-max(総合動脈硬化指数)とは、S-max(右鎖骨下動脈のプラークの厚み)+F-max(大腿動脈のプラークの厚み)+C-max(頸動脈のプラークの厚み)A-max(腹部大動脈のプラークの厚み)となります。
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図2は、各年代の血管プラークの厚みの平均値(mm)を表しているものですが、ここで先ほどの引用文を思い出してください。
平均寿命は、T-max=10.2~10.5です。
平均寿命は男女を問わず・・T-max=10.2~10.5とお考え下さい。
図2をみると70代の男性のT-maxはおよそ10.03mm、80代の男性のT-maxはおよそ10.86mmとなっています。
男性の平均寿命は70代から80代ということになります。
厚労省発表の男の平均寿命は79.64年とほぼ一致することになります。
しかし、T-max(総合動脈硬化指数)を低い値にしていれば、年は食っても心筋梗塞の再発やその他の動脈硬化が原因となる病気にはなりにくいというこです。
T-max(総合動脈硬化指数)をコントロールすれば、心筋梗塞や脳梗塞といった動脈硬化が原因となる病気にはかかりにくいということにもなります。
私のT-max(総合動脈硬化指数)は改善しました。
では、私の場合のT-max(総合動脈硬化指数)や全身の血管の“よごれ状態”はどうなのでしょうか?
表1の2015年11月は、真島消化器クリニックの初診時のものです。T-max(総合動脈硬化指数)は10.91mmです。
図2の各年代の血管プラークの厚みの平均値(mm)から考えれば、90歳以上のT-max(総合動脈硬化指数)です。真島先生によればすでに寿命を終えていることになります。
2015年8月に私は心筋梗塞を発症しました。私は現在55歳ですが、この時に寿命を終えたとしても不思議ではありませんでした。
2015年3月のT-max(総合動脈硬化指数)は9.39mmです。
図2 各年代の血管プラークの厚みの平均値(mm)から考えれば、60歳代ということになります。
実年齢は55歳ですから心筋梗塞の再発予防のためには、まだまだT-max(総合動脈硬化指数)を改善しなければと思っています。
改善するための方法は、「心筋梗塞は血管内にプラークが蓄積して動脈硬化が生じることにより起こります。」や「真島消化器クリニック受診と私の現在のRAP食(真島消化器クリニック受診編)」を参照してみてください。
女性についての各年代の血管プラークの厚みの平均値(mm)について
また、女性についての各年代の血管プラークの厚みの平均値(mm)については、下の図3を参照してください。
女性の平均寿命が長いということが納得できます。
心筋梗塞の再発予防のためのT-max(総合動脈硬化指数)を調べる方法は
- 私が知る限り今のところ、T-max(総合動脈硬化指数)を調べることができる医療機関は真島消化器クリニックだけです。
- T-max(総合動脈硬化指数)を調べるためには、全身8ヶ所の血管エコー検査をしなければならないからです。
- エコー検査を行なっている病院であれば、頸動脈のみのエコー検査は可能です。
- しかし、頸動脈のみのエコー検査だけでは心筋梗塞の再発も脳梗塞の再発も防げません。
- 真島先生が言われるには、頸動脈にプラークがたまっていなくても心筋梗塞や脳梗塞になった例があるということです。
- 真島先生は、天国よりも真島消化器クリニックのある久留米の方が近いですと言われますが…
- 心筋梗塞や脳梗塞の再発予防には、全身8ヶ所の血管エコー検査を受けることが最適です。しかし、簡単に受けることはできません!?
心筋梗塞や脳梗塞の再発予防のために今すぐできること
- 書籍「脳梗塞・心筋梗塞は予知できる [ 真島康雄 ]」を購入する。
- 書籍の巻末にある「食と病歴アンケート」をおこなう。
- 「食と病歴アンケート」において、危険度を判定してください。
- 危険度により、脳梗塞・心筋梗塞にならない食べ方&プラークを低下させるための要件を参考にして、できたらプリントアウトをしてRAP食を始めてみてください。
*RAP食については、「心筋梗塞の再発予防には動脈硬化を改善する食事療法(RAP食)が有効で す。」を参考にしてみてください。