心筋梗塞は血管内にプラークが蓄積して動脈硬化が生じることにより起こります。
脳梗塞や心筋梗塞の原因は動脈硬化です。その動脈硬化の主原因は劣化・酸化脂質です。その劣化・酸化脂質は口から堂々と過食の結果として身体に侵入してきます。
真島消化器クリニックHPより
食用油(オリーブ油・コーン油・菜種油など)や肉に付いている脂(コレステロール)などは、加熱すると劣化した脂質や酸化した脂質になるいわれています。
フライ物やてんぷらなどの揚げ物、焼きそばや焼き肉などを食べることで、劣化した脂質や酸化した脂質を口から取り入れていることになります。
フライ物やてんぷら、揚げ物、焼き肉やステーキは、現代の食事では欠かすことができないものになっています。
フライ物やてんぷら類の入っていない惣菜弁当は本当に少ないです。
街に出れば焼き肉やステーキの店の看板はすぐに見つかります。
しかし、食欲のそそる揚げ物や焼き肉などは、プラークの元となる劣化した脂質や酸化した脂質を好んで食べているということになります。
食べることにより、血管内に入り込んだ劣化した脂質や酸化した脂質がプラークとなります。
こちらのサイトもご参照ください→心筋梗塞予防のための動脈硬化を改善する食事(RAP食)の概要
それらのプラークが蓄積し動脈硬化を起こし、それが元で血管が詰まり心筋梗塞や脳梗塞を起こします。
↓それらを説明した図となります↓
町医者の「家庭の医学」より転載
真島先生がいわれる動脈硬化を改善する(=プラークを減らす)ために食べないほうが良いもの3大食品は、
1.揚げ物や油炒めなど油(脂)を使った料理は禁。オリーブ油やココナッツ油の飲用は禁。
2.砂糖を使用した菓子類の多食。特に空腹時のスイーツなどのおやつは禁。ちなみに菓子類には成分表を確認すると食用油脂などの油も使用されています。
3.お酒。ビールでいえば1日350ml以上は禁。できれば、ノンアルコールビールが良い。
これらは、現代においてはかなり厳しい食事制限となります。
私のイメージとしては、外食においては揚げ物なしの精進料理に低脂質のマグロやイカなどの魚類のお刺身付きが一番と思っています。
外食において、簡単に精進料理は食べることはできませんが…