心筋梗塞予防のために食事で気をつけること(オリーブ油編)
この30年間の死亡者数の推移においては、心筋梗塞や狭心症は増加傾向にあるようです。
心筋梗塞や狭心症は増加傾向の原因は、脂肪分の多い肉類などの食事が日常化していることであるようです。
今回は、心筋梗塞の予防のために食べない方がよい食品のひとつであるオリーブ油についてお伝えします。
目次
心筋梗塞の予防のためには、オリーブ油の頻回の摂取は控えること
- オリーブ油は動脈硬化を防ぐと言われています。しかし、写真など科学的に証明するものはないそうです。
- オリーブ油を食べることで、血液はサラサラになると言われています。しかし、食べ過ぎれば動脈硬化が進行します。
- 動脈硬化が進行すれば、心筋梗塞が起きやすくなります。
- 動脈硬化が進行し心筋梗塞が起きるイメージについては、「心筋梗塞の再発を予防する食事RAP食(真島消化器クリニック推奨)」をご参照ください。
オリーブ油を食べすぎると…
必要以上に摂取された油は・・・酸化していても、していなくても・・血管壁にゴミ(プラーク)として溜まるのです。
- コレステロールを下げるためにとオリーブ油が推奨されています。
- しかし、心筋梗塞を予防するという視点からすると少し違うようです…
「オリーブ油を頻回に摂取すると健康を害する」という私の体験
- 私は2年前の8月31日、53歳で急性心筋梗塞を発症しました。その大きな原因の一つはオリーブ油の頻回の摂取です。
- 血液のサラサラ効果を期待して、オリーブ油を、毎朝、大さじ1杯飲用しておりました。
- オリーブオイルがヒタヒタのパスタを好んで食べておりました。
- 私の心筋梗塞の体験については、「現役看護師の心筋梗塞体験記(再発予防ためのRAP食に出会うまで)」をご参照ください。
「オリーブ油を頻回に摂取すると健康を害する」というデータ
- この図は、真島消化器クリニックを受診された患者さんの動脈硬化進行を説明した図です。
- 動脈硬化の原因となるプラーク(黄色の矢印ではさまれた部分)が、2011年5月には1.0mmだったのに、2016年5月には2.95mmになっています。
- その原因は、2013年5月からオリーブオイルを毎日の料理に使用し、オリーブオイルを毎日小さじ1杯飲むようになったことであることが読みとれます。
動脈硬化を改善し心筋梗塞を予防するためには…
なお、オリーブ油を週に1~2回ほど、少量使用しても、・・現在の所・・プラーク(動脈硬化)が進行したケースの経験はありません・・が、オリーブ油を使いながらの・・プラーク改善例の経験ほとんどありませんので、動脈のプラークを減らしたい方は、全ての植物性の油は使わないのが賢明です。
まとめ
コレステロールを改善する、血液をサラサラにするといった情報をうのみにしてはいけません。
少なくともオリーブ油については、私の体験からもデータからも頻回の摂取は危険です。
心筋梗塞を予防するためには、オリーブ油の頻回の摂取は避けましょう。
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