動脈硬化を改善するための(RAP食)推奨食品とは
目次
動脈硬化を改善するための食品を食べる前にすべきこと
- 動脈硬化がすすむ食品を食べるのをやめることが必須です。
- 動脈硬化がすすむ食品については(動脈硬化を改善する)血管にこびりついている油や脂のカスを増やさないためのポイント5つにくわしく書きました。
- 動脈硬化は、下のイメージ図のように油や脂のカスが血管にこびりついている状態のことをいいます。
- 動脈硬化を改善するためには、血管にこびりついている油や脂のカスを増やさないようにしながら、油や脂のカスを減らすための食品を食べることが必要です。
- 下の図は、動脈硬化が改善されたイメージ図
(動脈硬化を改善する)血管にこびりついている油や脂のカスを増やさないためのポイント5つ
- 血管にこびりついている油や脂のカスを増やさないこととは、油や脂を口から体内にいれないということです。
- 血管に油や脂のカスがこびつかないようにするためには、甘いものを(特に空腹時に)食べないこと、お酒を控えることが必要です。
- そのための具体的な方法は下記となります。
調理に油脂類を使わない
- 煮物、蒸し物、素焼きはOKです!
- 炒め物、揚げ物。油を引いて焼くのはNGです!
油脂類を含んだ食品は避ける
- ご飯は、白米や玄米などはいずれもお勧めです。
- そばやうどん、パンやパスタは、添加された油脂類や汁、具材に注意が必要です。
脂質の多い食材は避ける
100g中の脂質が3.5g以下の食材が推奨される。
- 肉類=牛肉なら輸入物の赤身、豚肉ならヒレか赤身、鶏肉なら皮なしの胸肉かモモ肉などです。「肉類生の100g中の脂質量の一覧表」を参考にしてください。
- 魚介類=脂質の少ない白身、赤身のマグロ、春獲りの初カツオ、ちりめんジャコ、エビ、カニ、タコ、イカなどです。「魚類の100g中の脂質量の一覧表」を参考にしてください。
- 野菜類=アボガド以外は全般的にお勧めです。
- 卵=全卵で1日1個の摂取を推奨です。
- 乳製品=控えめにして、かわりに豆乳をとる。
ケーキよりは和菓子を
- ケーキなどの洋菓子は和菓子よりも油も砂糖も多く含むからです。
詳細は、「動脈硬化を改善する食事(RAP食)は心筋梗塞(再発)予防法の食事でもあります。」を参考にしてください。
お酒はビール換算で350ml/日までです。
- 心筋梗塞の再発が気になる方はノンアルコールビールがおススメです。
詳細は、「動脈硬化を改善する食事(RAP食)は心筋梗塞(再発)予防法の食事でもあります。」を参考にしてください。
(動脈硬化を改善する)油や脂のカスを減らすための(推奨)食品ベスト5
動脈硬化改善のための必須推奨食品の第1位はトコロテンです。
- 真島先生は、プラークを治す必要がある人は、トコロテン(1パック最低150g)をできれば毎日(最低でも週に6回以上は)いただきましょうと言われています。
- 私のように心筋梗塞を経験したり、脳梗塞を患われた方は、2パック300gのトコロテンを食べた方がプラークの改善がより見込めるそうです。
- 私は2015年11月より週に5~6個程度をいただいてきましたが、2017年5月より1日2個、週に12~14個をいただいてみることとします。
- 2017年9月に真島先生の元へ訪れることになっておりますので、その時の血管エコー検査にてさらなるプラークの減少を期待してみたいと思います。
- お勧めのトコロテンはこちら↓
崎永商店HPより転載
動脈硬化改善のための必須推奨食品の第2位は豆乳ヨーグルトです。
動脈硬化改善のための必須推奨食品の第3位は甘酒です。
以前「甘酒」を100cc服用中の方で、平均の改善率よりもかなり良好であった方がいました。でも、飲み過ぎると糖分過剰になり、プラークが悪化する事例が他のケースでありましたのでお勧めできませんでした。最近、自家製の豆乳ヨーグルト(必須推奨食品:第2位)に毎日大さじ2杯分(約30cc)の甘酒を入れて食べていた方のプラークがすごく改善していました。
- 私も今年の3月に真島クリニックを受診した際に、真島先生より甘酒を勧められ毎日30cc、朝晩それぞれ15cc(大さじ1)を豆乳や豆乳ヨーグルトに混ぜて食べております。
- 動脈硬化改善のための必須推奨食品3位の甘酒は、1日30ccまで、多くても50ccまでとのことです。
- 引用文にあるように、飲みすぎは糖分過多となり動脈硬化が悪化する可能性がありますから。
- また、米こうじと米を原料とするものを食べること、酒粕を原料とするものは、湯に酒粕を溶いて加熱し砂糖などで甘味を加えるのでNGです。
動脈硬化改善のための必須推奨食品第4位以降の食品
第4位は納豆・味噌汁、第5位は野菜ジュース(無果汁のものであれば市販品で可、2016年8月8日-追記:参照)、第6位はビール酵母(粉末のエビオス)です。
主食について
- 白米に黒米入りの雑穀(五穀米・十穀米)を混ぜたごはんが必須であり推奨されています。
- 黒米入りの雑穀(五穀米・十穀米)の分量については家族で決定すればよいようです。