心筋梗塞を予防する食事とは(その2)
心筋梗塞を予防するには、動脈硬化を改善することが最優先されます。
動脈硬化を改善するためには、食事内容を変えることが必須です。
心筋梗塞を予防する食事について、お伝えしたいと思います。
現役看護師の心筋梗塞体験記(再発予防ためのRAP食に出会うまで)もご参照ください。
目次
心筋梗塞を予防する食事とは、何を食べないかが最優先される
動脈硬化とは血管内にプラークがたまることをいいます。
動脈硬化を改善するためには、血管内にプラークをためない食事をする必要がある。
つまり、心筋梗塞を予防するために、血管内にプラークをためないために、何を食べないかが最優先されるのです。
血管内のプラークについては、「心筋梗塞の再発を予防する食事RAP食(真島消化器クリニック推奨)」をご参照ください。
調理に油脂類を使わない
- 煮物、蒸し物、素焼きはOKです!
- 炒め物、揚げ物。油を引いて焼くのはNGです!
油脂類を含んだ食品は避ける
- ご飯は、白米や玄米などはいずれもお勧めです。
- そばやうどん、パンやパスタは、添加された油脂類や汁、具材に注意が必要です。
脂質の多い食材は避ける
100g中の脂質が3.5g以下の食材が推奨される。
- 肉類=牛肉なら輸入物の赤身、豚肉ならヒレか赤身、鶏肉なら皮なしの胸肉かモモ肉などです。「肉類生の100g中の脂質量の一覧表」を参考にしてください。
- 魚介類=脂質の少ない白身、赤身のマグロ、春獲りの初カツオ、ちりめんジャコ、エビ、カニ、タコ、イカなどです。「魚類の100g中の脂質量の一覧表」を参考にしてください。
- 野菜類=アボガド以外は全般的にお勧めです。
- 卵=全卵で1日1個の摂取を推奨です。
- 乳製品=控えめにして、かわりに豆乳をとってください。
- ケーキよりは和菓子です。ケーキなどの洋菓子は和菓子よりもプラークの原因となる油や砂糖を多く含みます。
- お酒はビール換算で350ml/日までです。心筋梗塞の再発が気になる方はノンアルコールビールがおススメです。
- こちら「「動脈硬化を改善するための食事(RAP食)について」もご参照ください。
心筋梗塞を予防するために、何を食べたら良いのか
心筋梗塞を予防するためには、血管内にプラークをためないために、何を食べないかが最優先されます。
何を食べないかを最優先した上で、何を食べたら良いのかをお伝えします。
- 動脈硬化改善のための必須推奨食品の第1位はトコロテンです。
- 動脈硬化改善のための必須推奨食品の第2位は豆乳ヨーグルトです。
- 動脈硬化改善のための必須推奨食品の第3位は甘酒です。
- 詳しくは、「真島消化器クリニック推奨の動脈硬化改善のための必須推奨食品ベスト3」をご参照ください。
- 「心筋梗塞再発の予防ための必須推奨食品(RAP食推奨)」もご参照ください。
まとめ
心筋梗塞を予防するには、動脈硬化を改善することが最優先されます。
動脈硬化を改善するためには、血管内にプラークをためないために、何を食べないかが最優先されます。
何を食べないかを最優先した上で、何を食べたら良いのかを実践することが必要です。
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