動脈硬化(プラーク)を改善するために控えたい食品とは?油!?
動脈硬化の原因となるプラーク。このプラークが突然破れると血栓をつくる原因になり、この血栓が原因で血管がつまります。
血管がつまることにより、心筋梗塞や脳梗塞が起きるのです。
動脈硬化の原因となるプラークという危険因子を取り除き、動脈硬化を改善していく必要があります。
今回は、プラークを改善するために控えたい食品についてお伝えしようとおもいます。
目次
動脈硬化の進行により血管が詰まるイメージ
動脈硬化の進行により血管が詰まるイメージ図
分かりやすい動脈硬化 9.プラークの破裂と急性冠動脈症候群より
動脈硬化(プラーク)を改善するために控えたい食品
- 脂肪などの油類や砂糖などの糖分は、動脈硬化(プラーク)を進行させる原因になりますので、極力避けるようにしましょう。
控えたい食品No.1 揚げ物、フライ、脂身類、油
- から揚げや天ぷら、コロッケなどの揚げ物やエビフライなどのフライ物は、控えるようにしましょう。
- チャーハンや野菜炒めなど、油を使った炒めものも控えるようにしましょう。
- 「動脈硬化を改善する食事(RAP食)は心筋梗塞(再発)予防法の食事でもあります。」もご参照ください。
- 健康に良いといわれるオリーブオイル、ココナッツオイル、エゴマ油、亜麻仁油なども動脈硬化(プラーク)の原因となる食品ですので、控えるようにしましょう。
- 「動脈硬化を進行させる食品(オリーブ油編)」もご参照ください。
控えたい食品No.2 肉類
- 肉類については、100g中の脂質量が5g以上の肉類は控えるようにしましょう。
- 週に1回以上食べる場合は、100g中の脂質量が4g未満の食品が推奨されています。
- 動脈硬化(プラーク)を改善するのであれば、和牛肉や牛タン、牛ホルモン、テール肉を避けるのは必須です。
- 詳しくは下の図をご参照ください。
- 私は、脂が少ない鶏肉(ササミやムネ肉)を食べるようにしています。
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「現役看護師の心筋梗塞体験記(再発予防ためのRAP食に出会うまで)」もご参照くたざい。
控えたい食品No.3 魚類
- サンマなどの青魚は、血液をサラサラにするからと推奨されています。しかし、動脈硬化(プラーク)を改善するのであれば、控えたい食品です。
- 魚類についても、動脈硬化(プラーク)を改善するのであれば、100g中の脂質量が5g以上の魚類は控えたほうが良いからです。
- サンマやサバ、ウナギなどの100g中の脂質量は下の図をご参照ください。
- 週に1回以上食べる場合は、100g中の脂質量が4g未満の食品が推奨されています。下の図をご参照ください。
- 私は、マグロ(赤身)の刺身、イカやタコの刺身を食べるようにしています。
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「動脈硬化を改善するための食事(RAP食推奨食品)」もご参照ください。
まとめ
動脈硬化(プラーク)を改善するためには、身体の中に、血管の中に余分な油(脂)を入れないことが大切です。
私たちが、おいしいといって食品の油(脂)に注意しないと、動脈硬化(プラーク)は改善しません。
この記事をきっかけにして、動脈硬化(プラーク)の改善に取り組んでいただければと思います。