動脈硬化改善のための食事療法(RAP食)とは? (真島消化器クリニック推奨 )前編
動脈硬化改善のための食事療法(RAP食)とは
- 動脈硬化を進行させない、血管内にプラークをためないためには、「食事の仕方」が重要なポイントとなります。
- 「何を食べるか?」ではなく「何を食べないか」で動脈硬化を治し血管内プラークを減らす「食事の仕方(食事療法)」が、RAP食です。
- 私は平成27年8月に急性心筋梗塞を起こしました。入院によりカテーテル治療の風船(バルーン)治療を受けました。
- 心筋梗塞の予防や再発の予防には、動脈硬化を進行させない、血管内にプラークをためないことがとても重要です。
- 心筋梗塞が起きる様子は、「心筋梗塞の再発を予防する食事RAP食(真島消化器クリニック推奨)」を参照ください。
私が実践している動脈硬化を改善する食事(RAP食)とは
- 私のように心筋梗塞を経験している場合、動脈硬化を改善するために、以下のようなかなり厳しい食事療法(RAP食)を実践する必要があります。
- RAP食については、「血管プラークという心筋梗塞の危険因子を減らす方法(真島クリニック推奨・RAP食より)」も参照ください。
- 動脈硬化を改善する食事(RAP食)においては、「何を食べるか?」ではなく「何を食べないか」が優先されます。
私が実践している「何を食べないか」の18の具体例
- あらゆる食べ物の揚げ物は、たまにでも食べない。
- オリーブ油を使っても、野菜や小魚の炒めものでも油炒め類は、たまにでも食べない。
- 脂身のある肉(霜降り肉、カルビ、ハラミ、しゃぶしゃぶ、ベーコンなど)は、たまにでも食べない。
- おやつ(アメ、菓子類、甘い果物、せんべい類、ケーキ類、菓子パン類、砂糖が添加してある食品は、食べない。
- 食パン、菓子パンは食べない。ただし、乳製品を使っていないフランスパン、ライ麦パン、米パンは別。
- 低脂肪でも牛乳は、飲まない。
- 無脂肪・低脂肪でも牛乳で作ったヨーグルト、チーズ、アイスクリームは食べない。
- 市販の肉入りのギョウザや水ギョウザは、食べない。ただし、エビやササミの蒸しギョウザや水ギョウザは良い。
- 肉のミンチ、ハンバーグ類は食べない。調理に植物油やラードを使用したものは食べない。
- アルコールは1日にビール350mlまでしか飲まない。
- 果汁入りジュースは10%でも100%でも飲まない。サイダー類、コーラ類など砂糖入り清涼飲料水は飲まない。
- バターやマーガリン、植物油が添加してあるマヨネーズ、カレールー、レトルトのスパゲティなどは食べない。
- 鉄板に植物油などの食用油やバターを敷いて調理した焼きソバやお好み焼きはたべない。
- 揚げ物、油炒め、油使用の卵焼きなど油を使用し調理した市販の弁当のおかず類は、食べない。
- トロ、サバ、塩サバ、ブリ、ギンダラ、サンマ、ノドクロ、ウナギなどの脂身の多い魚は、食べない。 「心筋梗塞の危険因子となる食べ物について(RAP食より)」もご参照ください。
- ドレッシングや調理での植物性オイルは使わない。生の米油、エゴマ油、オリーブ油、アマニ油、ココナッツオイルも食べない、飲まない。「心筋梗塞の危険因子について(RAP食より)」や「心筋梗塞の危険因子について(RAP食より)その2」もご参照ください。
- 植物油脂を使用した食品は食べない。植物油脂については「◎消費者が見抜けない”隠れ植物油脂”の正体とは?」を参考にしてください。
- 炊飯油等が混ぜてある可能性があるコンビニ弁当やおにぎり、大手チェーン店のご飯、回転すしは食べない。「心筋梗塞の危険因子について(RAP食より) その4 ごはん編」もご参照ください。
おわりに
- 私が実践している「何を食べないか」の18の具体例はいかがでしでしょうか?
- 「食べるものが何もないよ」といった声が聞こえてきそうな18の具体例です。
- 私のように心筋梗塞の再発を予防したい人間しかできない食事療法(RAP食)かもしれませんが、この食事療法(RAP食)を実践すれば確実に、動脈硬化は改善します。
- 動脈硬化改善のための食事療法(RAP食)とは? (真島消化器クリニック推奨 )後編「」もご覧ください。
- 「お問い合わせ」はこちらからお願いいたします。