動脈硬化改善のための食事(RAP食)推奨食品編
動脈硬化を確実に改善するためには、以下のことを控える必要があります。
- 油(脂)を食べるのを控えること。
- (空腹時の)甘いおやつを控えること。
- たくさんのお酒を飲むことを控えること。*ビールで換算すると、1日350mlまで。
今回は、控える食品(食事)ではなく、食べることを推奨される食品(食事)についてお伝えしたいと思います。
動脈硬化改善のための食事(RAP食)レシピ編や動脈硬化改善のための食事(RAP食)基本編もご参照ください。
控える食品(食事)については、動脈硬化を改善する食事(RAP食)は心筋梗塞(再発)予防法の食事でもあります。をご覧ください。
目次
RAP食 最新情報(2018年3月8日)
RAP食を行うということは、・・・・・・・
- 豆乳ヨーグルトを毎日100~200cc食べるわけですから、豆乳ヨーグルトを毎日200g食べるということは、毎日納豆1パック(42g)を食べるのと同じ脂質量を摂取することになりますので、RAP食を指導する場合は、納豆は週に1パックまでとしています(2018年2月末から)。
- 豆乳ヨーグルトを毎日100g食べている場合は、納豆ミニサイズ(20g)を毎日食べても差し支えありません。
これ以外の大豆製品は、普通の日本食に必要な「味噌大さじ1パイ&豆腐1/4丁」以外は控え気味に食しましょう。
- 詳細は、脳梗塞・心筋梗塞にならない食べ方&プラークを低下させるための要件をご参照ください。
RAP食 最新情報(2018年2月20日)
このサイトや別のサイトで、牛乳で作ったヨーグルトの多食や牛乳の多飲は動脈硬化(プラーク)を進行させる・・と述べていますが、現在までの観察結果からは、それは原料が牛乳だからではなく、含まれている脂質の単なる過剰摂取による影響と思われます。
なぜなら、豆乳や豆乳ヨーグルト、納豆、炒り豆でも・・動脈硬化(プラーク)が明らかに進行します。
- 真島消化器クリニック推奨、RAP食最新情報の更新がありました。
- 納豆の摂取制限が追加されました。納豆は毎日半パック(約20g)までに制限とのことです。
- 1日量は、半パック(約20g)ですから、1日おきに1パックでも良いとのことです。
- 治療としてRAP食に取り組んでみえる方は、納豆の食べ方の変更が必要です。
- 私は、1日おきに1パックでやってみたいと思います。
RAP食 最新情報(2018年1月29日)
RAP食に欠かせない大豆加工品の標準摂取量は「豆乳ヨーグルト100~250g+納豆1パック+豆腐1/4丁+毎日の味噌:大さじ1パイ(100g当たりの脂質が3.2以下の製品)」これだけです。
- 血管プラークを減らし動脈硬化を改善するためには、大豆製品についても食べて良い適切な量があるということです。
- 私の場合は、心筋梗塞経験者ですので、1日あたりの豆乳ヨーグルトは200gまで、納豆は1パックまで、豆腐は絹ごしを1/4まで、毎日の味噌は麦みそで、豆乳等など他の大豆製品は不要と真島先生よりご指導いただきました。
- 詳細につきましては、真島先生の脳梗塞・心筋梗塞にならない食べ方&プラークを低下させるための要件のサイト最新情報(サイトの最後方)に記載されています。
動脈硬化改善のための推奨食品 その1
崎永商店HPより
ところてん + 海藻(もずく、メカブ、ガゴメ、トロロこんぶ)
- 動脈硬化を改善するためには、「崎永商店のこだわりあご酢醤油ところてん 」を毎日1パック(150g)、最低でも週に6回以上はいただきましょう。
- 私のように心筋梗塞を経験したり、脳梗塞を経験された方は、毎日2パック(300g)を朝食と夕食に分けて食べると、動脈硬化が改善しやすくなり再発の予防になります。
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海藻(もずく、メカブ、ガゴメ、トロロこんぶ)には、動脈硬化を改善するマクロファージを活性化させるフコイダンが含まれていますので、トコロテンとあわせて週に3~5回程度はいただきましょう。
- 動脈硬化改善のための推奨食品 その1は、ところてん+もずくなどの海藻類となります。
動脈硬化改善のための推奨食品 その2
豆乳グルト + 甘酒 + ゴールデンキウイ
- 豆乳グルトに150~200gに、ゴールドキウイ1/2個、甘酒15ml(大さじ1杯)を食後のデザートしとていただきましょう。可能であれば、ブルーベリーやイチゴ適量を追加して…
- これらの量を朝夕の2回いただいてもよいです。というか私は食べています。
- 甘酒は1日30mlまでです。
- 動脈硬化改善のための推奨食品 その2は、豆乳グルト+ゴールドキウイ+甘酒となります。
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動脈硬化を改善するための食事(RAP食推奨食品)もご参照ください。
動脈硬化改善のための推奨食品その3
納豆 + 大根おろし
- 動脈硬化を改善するために、自然の酵素が良いようです。
納豆、大根おろしともに自然の酵素は豊富なようです。私は、毎日の夕食でいただいています。
- 動脈硬化改善のための推奨食品 その3は
、(夕食に)納豆+大根おろしとなります。
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根拠等詳細については、最新情報を含めて脳梗塞・心筋梗塞にならない食べ方&プラークを低下させるための要件をご参照ください。
まとめ
2015年8月31日に急性心筋梗塞を発症した私が、動脈硬化改善のために食べている食品(食事)の一部を伝えさせていただきました。
これらは、私が受診している福岡県久留米市の真島消化器クリニックの真島先生が推奨されているRAP食にくわしく書かれています。
現役看護師の心筋梗塞体験記(再発予防ためのRAP食に出会うまで)も参考にしていただければ幸いです。
お問い合わせなどについて
先週、真島消化器クリニックへ行ってきました。エコー検査で調べた結果は大変重症だったです。動脈の人体図で良くわかりました。RAP食を真摯に実行して治そうと決心しました。前回ご親切頂きましてありがとうございました。教えて頂きたいのですが、毎日の果物はどの様に食べていますか?私は食後に豆乳グルト100+甘酒、大しゃじ一杯+ビール酵母1,5g+ラックビー1gを朝晩。果物を朝晩に分けてゴールドキューイ1個を半分ずつと、+(半分みかん、或いはイチゴ3個)を一日の摂取ですが・・夕食時だけカゴメの野菜一日これ一本を飲みますがこれも糖分14,8gと表示が有ります合計糖分の過剰摂取ではないかと心配しています・・・
又、海苔の、大きさですが、約、名刺大を三食時に2枚食べていますが少ないでしょうか?
ご体験をお聞かせ頂ければ幸いです。よろしくお願いいたします。 奈良俊男 (埼玉県在住)
コメントありがとうございます。
お尋ねの毎日の果物についてですが、私はゴールデン・キウイが手に入らないので、グリーン・キウイを朝と夕食に1/2個ずつ食べております。
半分みかん、或いはイチゴ3個も食べておられるとのことですが、問題はないように思います。
野菜ジュースにつきましては、私は「カゴメの高リコピン 超濃縮 野菜一日これ一本」を朝と夕に1本ずつ飲んでおります。
海苔につきましては正直よくわかりません。
私は朝と夕のトコロテンに加え、週5日程もずくを頂いております。
互いにRAP食の精進をいたしましょう。
また何かございましたら、コメントをお待ちしております。